北京オリンピックが近くなるにつれて、中国政府を非難する行動が露呈してきた。チベットの抗議デモがその最たるものだ。チベット族の積もり積もった不満が、オリンピックで世界から注目されている今爆発した形だ。中国内だけではなく、世界各国で中国非難行動が起きている。中には、北京オリンピックをボイコットするような動きまで出てきた。
ボイコット理由は、この事件だけでない。食品問題もそうだ。各国が選手用の食品を自国から供給することを中国は禁止した。今までのオリンピックでは、自前調達ということを大々的にしたところがないので、異例な行動ではあるが、そうせざるを得ないような状況を作ってしまったのは中国だ。日本でもギョーザ問題があったばかりで、この事件もほとんど解決のめどが立っていない。また、オリンピック舞台である北京の環境(大気)の悪さも拍車をかけている。屋内競技ならまだしも屋外競技に至っては、非常に神経を使うところだろう。
ただ、上記の問題は今に始まったことではなく、世界が中国に注目している今だからクローズアップされているにすぎないと思う。IOCもこれらを分かっていてオリンピック候補だった北京を選んだはずだ。従って、今になってボイコットをしようとするのは、少し違うような気がする。また、4年に一度しか開かれな大会であるため、それに向けて日々努力してきた選手がかわいそうだ。確かに、中国側の対応はまずかった。全く説得力のない安全宣言をしても、各国の信用は得られない。もう少し謙虚になり、非は認めて、北京オリンピックを開催してよかったと思えるように努力する必要がある。今の中国には、おごりがあるように思う。食品問題については、選手を一番に考え、この際参加国の意を汲んで自前調達を認めたり、屋外競技については、可能かどうか分からないが、北京ではなく、中国国内の環境の良い地で開催する等できないのだろうか。
開催国中国、参加国の国々に、どうかオリンピックを政争の具にすることだけは避けていただきたいと思う。
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